「ペットとの暮らしでお悩みがある」
「リフォームをしたいけれど、どんなことをすればいいかわからない」
「今の家をペット共生のためにリフォームしたい」
という方に、 安全で快適に暮らすためのおすすめのペットリフォームアイデアをまとめてみました
壁のいたずら対策には
ペットが壁を引っかいたり噛んだりするのを防ぐために、耐久性の高い壁紙やパネルを使用するのがおすすめです。傷や汚れに強く、簡単に掃除ができるため、ペットがいる家庭に最適です。また、ペット用の保護フィルムを貼ることで、さらに壁の寿命を延ばすことができます。
壁材のなかでも「壁紙」は比較的にリフォームが簡単です。壁紙をペットに合ったものに変えることで、ニオイや傷や汚れなどを抑えることができます。
・消臭機能の高いもの
・表面を強化加工したもの
・表面が汚れを弾くように加工したもの
などがあります。
お部屋の壁に 防臭・調湿には
おすすめ商品「エコカラット」
ペットの匂いや湿気を抑えるために、LIXILの「エコカラット」がとても効果的。「エコカラット」は、セラミック素材で作られており、空気中の臭いや湿気を吸収し、快適な室内環境を保ちます。ペットのいる家庭では、特にトイレに設置するのが効果的です。
トイレ、生ゴミ、たばこ、ペット。エコカラットプラスはお部屋のにおいの原因となる成分を吸着し、すっきり脱臭します。
「床材」は、滑りにくい、足の負担を軽減するもの
ペットが滑りにくく、足腰に優しい床材を選びましょう。滑り止め効果があり、ペットの足にかかる負担を軽減します。また、クッション性があるため、ペットが走り回っても足腰に負担がかかりません。
最近、ペット用のフローリング材が各メーカーから多く出ているので選択の幅もひろがりました。
滑りにくい加工がされているフローリングにすると安心ですし、耐水性や抗菌性、耐アンモニア性があるフローリング材があるタイプはキレイを保ちやすいメリットも。ホットカーペットや床暖房にも対応しているタイプも便利です。
おすすめ商品
「ラシッサ Sフロア耐水・ペット」「ラシッサ Dフロア耐水・ペット」は、LIXILが提供している床材です。
耐水性・耐アンモニア性・抗菌性を持っており、お部屋をきれいに保つことができます。臭いを抑えてくれます。また、すべりに配慮した表面仕上げによって、ペットの足腰への負担も軽減してくれます。豊富なカラーバリエーションとそのデザイン性によって、高機能ながらもおしゃれな空間を作ることができます。
「消臭快適フロア」は、壁装材や床材、ファブリックの株式会社サンゲツのクッションフロア材です。
表面に練り込んである消臭剤が、ペットのニオイ成分を吸着してくれます。
一般のクッションフロアよりも表面層を厚くすることで、ペットの爪によるひっかき傷がつきにくくなっています。
床をタイルにリフォームすることでも、ペットのデメリットを防ぐことができます。タイルのなかには、滑りにくい加工がされたものや、空気を浄化する機能、調湿・消臭機能があるものも。タイルであれば水洗いも簡単にできますし、傷もつきにくいので日々のメンテナンスが楽になります。
LIXILでは、豊富なタイルを取り扱っており、ペット対応の床タイルを豊富に揃えています。
汚れが染み込みにくく、爪による傷がつきませんし、滑りにくいので安心です。汚れがしみ込まない目地材「スーパークリーンストロングⅡ」があるので、いつまでもきれいな状態を保てます。
防音・断熱には「内窓」の追加
ペットの鳴き声や生活音を外に漏らさないために、LIXILの「インプラス」などの内窓を追加すると良いでしょう。内窓は防音効果が高く、外部の音も遮断するため、ペットもストレスなく過ごせます。
また、断熱効果もあるため、夏は涼しく、冬は暖かい環境を保つことができます。
快適さの秘密は空気層
「インプラス」を取付けることで、今ある窓との間に空気層が生まれます。
これが壁の役割となり、防音効果や断熱効果を生み出します。
空気の層が防音壁となり、気になる音を半減
音の種類によって得られる効果が異なります。
(注1)遮音性能は、JISで定められた方法により実験室で測定した測定値です。
実際の建築物の現場で測定したとき、実験とは音場*が異なるので、それぞれの測定値に差異が生じます。
(*音場:音波が伝わっている空間の状況を示す。)
夏の暑い日射熱を約60%カット
「Low-E複層ガラス」を選ぶと、強い日差しや紫外線をカットして、冷房効果もアップ。
優れた断熱効果で冬もあたたか
断熱性に優れた樹脂製サッシと、今ある窓との間に生まれる空気層が熱の伝わりを抑制。外気温の影響を受けにくい快適な室内環境を実現します。
おすすめ商品
外付日よけスタイルシェード
太陽の熱を窓の外側でカットして、室内の温度を心地よくキープ。冷房費をグッと軽減でき、室内熱中症対策にも効果的です。すだれやよしずと違って、設置や取外しの手間がありません。
夏期における室内側表面温度の比較
■温度条件:室内25℃、室外30℃ ■日射条件:東京 真夏 晴天の西日 ■使用ソフト:STREAM V9
冷房の設定温度を抑えても涼しく快適
運動場所として「キャットウォーク」や「ドッグラン」を施工
室内にキャットウォークを設置することで、猫が運動不足にならず、ストレスを軽減できます。インテリアに調和しながらも、猫が安全に遊べます。
また、庭やベランダにドッグランを設置することで犬も十分な運動ができます。滑りにくい素材を使用し、安全に遊べる環境を整えましょう。
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キャットウォークを設置してネコちゃんの遊び場に
ご自宅の壁に壁パネルをを施工することで、アレンジ自由なキャットウォークを手軽に設置可能。マグネット着脱式なので一度設置した後でも、自由に取り付け場所や設置アイテムのアレンジができ、ネコちゃんの性格や年齢に合わせて高さやレイアウトを変更できるため、ネコちゃんがいつでも新鮮に遊べる空間を作ることができます。
庭やベランダの安全対策
すり抜けにくい形を選ぼう
横格子のフェンスは、犬が格子を足場にしてよじ登る恐れがあります。そのまま敷地の外に飛び出る恐れもあるので、フェンスは縦格子がおすすめです。
また、体の小さい小型犬の場合、縦格子のすき間から抜け出してしまうこともあります。すり抜けを回避するためには、ペットの頭の大きさを見て、頭が通り抜けない格子幅のフェンスを選ぶようにしましょう。
愛車へのいたずらや侵入者を防止する目的で設置する「車庫前ゲート(カーゲート)」も、小さなお子さまや犬の飛び出し防止に有用です。
駐車場からの脱走に有効
庭と駐車場の間にフェンスなど柵がない自宅では、駐車場の出入り口に「車庫前門扉」の設置をおすすめします。庭で犬を遊ばせていると、駐車スペースからそのまま道路に飛び出すことがあります。
そんなとき、車庫前門扉が設置されていると、不意の飛び出しを防ぐのに役立ちます。敷地全体をしっかりとガードすれば、犬ものびのび走り回れます。
すり抜け防止には「ペットガードタイプ」
車庫前門扉は、じゃばら状に折りたたむ「伸縮門扉」や横引きの「引戸門扉」、扉が上下に開く「跳ね上げ門扉」など種類もさまざま。
どのタイプも犬の飛び出し防止には有効ですが、フェンス同様に、犬種やサイズによっては防ぎきれないものもあります。なるべく格子のすき間が小さい形状を選び、すり抜けを回避しましょう。また、門扉と地面のすき間が小さく設計されている「ペットガードタイプ*」の車庫前門扉なら、門扉下からすり抜けにくいため、さらに脱走防止の効果が高まります。
おすすめ商品
カーゲート セレビューMシリーズ
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犬の足裏にやさしいデッキDCで
一緒にくつろげる庭空間をつくろう
デッキDCの1番の特長は、熱さを感じにくい点です。夏場の炎天下のデッキ表面温度を再現し、素足で乗った後の足裏温度を測定したところ、一般的な人工木デッキよりも、約4℃*低い結果が出ています。
※N=7の平均値
※LIXIL自社基準試験に基づいた計測値であり保証値ではありません
※1 引用文献:日本薬理学雑誌 2006年 127巻 3号 P.128
また、お庭でたくさん遊んだあとやお散歩のあとは、思った以上に犬の足が土や泥で汚れます。ウッドデッキがあると、土から離れて身体に付いた汚れを洗い流すことができます。
人工木のデッキDCなら、汚れが染み込みにくく、デッキ表面に落ちた土汚れを簡単に水で洗い流せます。干割れやささくれもないので、犬の足裏にも安心です。
猫ちゃんのために「網戸」のネット
ペットが網戸を破ってしまうのを防ぐために、強化された網戸ネットを使用することをおすすめします。ネットは、耐久性が高く、ペットが引っかいても破れにくい素材で作られています。これにより、室内と外の通気性を保ちながら、ペットの安全を確保できます。
おすすめ商品
ペットがツメで引っかいても破れにくい「ペットネット」をご紹介
「ペット用ドア」の設置
ペットが自由に部屋を行き来できるように、ペット用ドアの設置も考慮しましょう。LIXILの「ペット用ドア」は、簡単に取り付けができ、ペットが自分でドアを開け閉めできる設計になっています。これにより、ペットがストレスなく移動できる環境を提供します。
ドアを開け放たなくて良くなるため、エアコンや暖房器具の効きが良くなって省エネにもつながります。ペット用のドアは、フラップ式のものやマグネットでしっかりと塞がれるものなどのタイプがあります。
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ペットドア機能付ドア
ペットが自由に快適に行き来できるペットドア。ペットくぐり戸は高さ279mm×幅226mmのゆとりある開口サイズで、小型のペットだけでなく、中型のペットも自由に出入りできます。
「ペットくぐ~る」は、金物メーカーであるアトムリビンテックが作った、扉に設置するタイプのペット用ドアです。
扉は2つに折れるフラップになっており、ペットが開けるときの衝撃が弱いですし、しっぽの挟まりも防止できます。マグネットでしっかりと閉まります。
フレームの厚みが薄いので、開き戸だけでなく引き戸にも利用できます。
WEBマガジンでは実際にペットのリフォーム・リノベーションを行った実例を紹介しています。ぜひ取り入れてみてください。