補助金も活用して省エネ&快適になる方法をお教えします。
マンションリフォームで窓を交換する方法は、2つあります。ひとつは内窓(インプラス)を取り付ける、もうひとつは取替窓(カバー工法)で取り換える方法です。
(マンションには規約がありますので、取替窓ができない場合もあります。管理規約を確認してください)
補助金を活用して窓リフォームを検討する際、どちらを選べばよいのでしょう?
そんなお悩みをお持ちの方へそれぞれの特徴を見ていきましょう。
内窓(LIXILインプラス)
既存の窓はそのままで、室内の窓枠に内窓を枠ごと取付けます。
室内に取付けるので枠、サッシ枠共に樹脂製です。
断熱性に優れ遮音性もあります。
メリットは高い断熱性能、遮音効果があること
デメリットは取り付ける枠の奥行が必要であること、2重になるので窓のロックを外窓、内窓の2回かける必要があるということでしょうか。
取替窓(LIXILリプラス窓)
断熱性能が低い古い窓を、高断熱の窓に取り替えることで外の寒さ・暑さの侵入を押さえ冷暖房効率もグッとUP。冬でも夏でも快適な室内をキープできる窓です。
工事は1日で完了。
既存の窓枠はそのままでそこに新しい窓枠を被せ新窓を取付ます。
一番の特長は室外側に強度・耐久性に優れたアルミ、室内側に断熱性に優れた樹脂を採用した「ハイブリット窓」になっていることです。
メリットはすっきりとした見た目のハイブリッド窓であること、デメリットは工事費が高価になるということ。
具体的な例をもとに補助金の額を見ていきます。
マンションリフォームの場合で見てみましょう。
上図のマンションを二つの方法で窓交換した場合の比較です。
内窓設置した場合の補助金額
窓3か所の製品代と工事費がおおよそ ①378,400円(概算) ②補助金額合計 182,000円となります。
補助金の率は48%
20年間の省エネ効果を算出すると ③198,385円となり、①-②-③=-1,985円 これくらいお得になります。
取替窓(カバー工法)で窓リフォームをした場合
上記の窓3か所を取替窓で交換した場合、製品代と工事費でおおよそ ①857,900円(概算) ②補助金額合計 408,000円となります。
補助金率は48%となります。
20年間の省エネ効果を算出して③193,878円となり、①-②-③=256,022円となります。
補助金と長期間の省エネ効果で負担がかなり軽減されます。
2つの窓の比較
どちらも断熱性、防音性に優れ、工期も1日で完了します。
総合的に言えばリプラスは高い断熱性能と防音効果を求める方に適しており
インプラスは性能と価格のバランスを求める方に適しています。
☆窓の補助金額をシミュレーションできます。
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