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暮らしのテクニック

デザイン性と機能性を両立!キッチンリノベーションのポイント

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今回の名人

中野店 アドバイザー T.S.

キッチンは家族が集まる場所であり、日々の調理や食事の場として重要な空間です。

そんなキッチンをより快適で魅力的な空間にするために、

リノベーションすることは有効な手段です。

今回は、デザイン性と機能性の両方をバランスよく取り入れたキッチンリノベーションの

ポイントについてご紹介します。

 

 

 

キッチンの収納スペースは、調理器具や食器などを整理する上で重要な要素です。

デザイン性を損なわずに収納スペースを増やすためには、

壁面やカウンタートップ下のスペースを上手に活用することがポイントです。

引き出し式の収納やカラフルな収納ボックスを使用することで、

キッチンの見た目を美しく保ちながら、効率的な収納が可能となります。

 

 

機能性を重視したキッチンリノベーションのポイント

 

1. 調理効率を高める配置

キッチンのレイアウトは、調理効率に大きく影響します。

ワークトライアングルと呼ばれる調理スペースの配置を考慮し、

調理台、シンク、コンロを効率的に配置することで、

料理の準備や片付けがスムーズに行えます。

また、冷蔵庫や食器棚も適切な位置に配置することで、

動線を短縮し、使い勝手の良いキッチン環境を実現します。

 

キッチンのワークトライアングルとは?

料理中の移動距離を短くして効率を上げる考え方で、

「シンク・コンロ・冷蔵庫の3つを線で結んだ時にできる三角形の動線」のことをいいます。

この距離が均等で正三角形に近いほど作業動線が良いと言われており、

3辺の距離が長いとムダな動きが多くなり効率が悪くなる・

短いと作業スペースが狭く料理しにくいと感じます。

 

この三角形の三辺の長さを足したとき、3m60cm~6mなら適切と言われています。

これぐらいの範囲ですと、ある作業から別の作業に移るとき、2~3歩で動け、

動作の負担が少なくてすみます。これ以上長くなるとその分、動く距離が長くなり、

お料理を続けていると、適切な距離で動くよりも疲れやすくなります。

逆に短かすぎると、しゃがみにくかったり、収納スペースが足りなくなったりしますので

注意が必要です。

ワークトライアングルを考えて、調理スペースをカスタマイズ

システムキッチンには、シンクと加熱機器の位置を移動できるものもあります。

食材の準備に、下ごしらえや盛り付けなど、

調理作業の流れをしっかりイメージして、使いやすい配置を決めましょう。

 

 

 

2. 高品質なキッチン家電の導入

キッチン家電は、料理の効率を高めるために欠かせない存在です。

高品質な調理家電や食器洗い機、冷蔵庫などの導入により、

調理時間を短縮し、快適なキッチン空間を実現します。

また、省エネタイプの家電を選ぶことで、ランニングコストも削減できます。

忙しい家庭にピッタリな調理家電の例としては

自動調理なべ「ヘルシオ ホットクック」や

低温調理器 BONIQなどがあげられます。

ほったらかしで調理できるものが人気ですね。

ライフスタイルに合わせて キッチン家電を選んでください。

 

 

 

 

キッチンリフォームのポイントまとめ

デザイン性を高めるためには、カラーと照明の選び方、

カウンタートップとキャビネット

のデザイン、収納スペースの最適化が大切です。

一方、機能性を重視する際には、調理効率を高める配置、

高品質なキッチン家電の導入、

防水・耐久性のある床材の選択が必要です。